《グリーンランド：地球最後の2日間》あの映画のリメイク？【映像・音響中心/映画レビュー】

グリーンランド：地球最後の2日間
原題	Greenland	ジャンル	SF / サスペンス
上映時間	119分	監督	リック・ローマン・ウォー
製作年	2020年	出演	ジェラルド・バトラー
製作国	アメリカ	出演	モリーナ・バッカリン

視聴環境
メディア	Amazon プライムビデオ
システム	ばくおんホームシアター

「グリーンランド：地球最後の2日間」という題名で、よくある終末系の映画だとわかりますね。

しかも、あまり聞いたことのない監督にキャスト。低予算の三流映画か？と思い、期待薄目で視聴開始。

最後まで、しっかりと見てしまいました。予想外に面白い。

グリーンランド：地球最後の2日間｜あらすじ

突如現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突。平和な日常は一瞬で吹き飛んだ。各国の大都市が破壊され、更なる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間に迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まり、建築技師の能力を見込まれたジョン・ギャリティ(ジェラルド・バトラー)と、その妻、アリソン(モリーナ・バッカリン)と息子のネイサン(ロジャー・デイル・フロイド)も避難所を目指して輸送機に駆けつけた。しかし、離陸直前にネイサンの持病により受け入れを拒否され、家族は離れ離れになってしまう。ジョンが必死で妻子を探す中、誘拐されて医療処置を必要としているネイサンの救出に走るアリソン。人々がパニックに陥って無法地帯と化していく状況と闘いながら、生き残る道を探すギャリティ一家は、やがて人間の善と悪を目の当たりにする…

引用：Amazonより

グリーンランド：地球最後の2日間｜総合評価

作品評価
Metacritic	64 /100
IMDb	6.4
映画.com	3.2
ばくおん	8.5
よめたん睡魔	めっちゃ観てた

一見すると、お父さんが家族を守るために頑張るアクション映画なのかな？と思うのですが、アクションではなくヒューマンドラマでサスペンスよりかな？

プライムビデオには、アクションと書かれてますが当サイトではアクションは外しています。

しかし、アクションなど無くても十分に終末感を見せてくれます。

グリーンランド：地球最後の2日間｜鑑賞スタイル

鑑賞おすすめ人数
1人	カップル
ワイワイ	子供

大人が観て十分に楽しめるSF作品です。

この作品は、ゆったりと映画に集中して観ると、より楽しめると思います。

グリーンランド：地球最後の2日間｜演出感想

登場人物に尖った人がおらず、アメリカの一般ピープルを良心的に演出しています。

終末の2日間をアクション無しで表現

隕石が落ちてきて、地球が滅亡します。といったシチュエーションなのに、アクション映画にしてません。

アルマゲドンのような派手なものではなく、ある3人の家族を中心にすれ違いだけで前半部分を観せてしまう演出とシナリオに、こういった観せ方があるんだと感心。

観てるうちに、とある映画を思い出した

あれ？
このシーンって、どっかで観たような…。
あれ？
この結末のシーンって、前に観たような…。

実はこの映画って、私の大好きな宇宙戦争がモチーフでは…？

グリーンランド：地球最後の2日間｜映像感想

映像評価
精細感	6.5 /
色彩感	8.5 /
映像総合評価	7.0 /

作品映像仕様
配信映像	【FullHD】1080P
視聴映像	【4K】Ultra HD ＋ HDR

映像に最近の映画のような精細感はあまりありません。

むしろ、古典的な画作りで見やすさ重視なのかな？と感じる映像です。

なので、艶めかしい夜の表現などはなく、色調を抑えた少し前の映画っぽいので、どんな環境で見ても見やすいと思います。

HDRにアップコンバートしてもあっさり色調でした

グリーンランド：地球最後の2日間｜音響感想

音響評価
サラウンド感	5.5 /
重低音感	9.0 /
クリア感	5.0 /
音響総合評価	8.0 /

作品音響仕様
収録音響	【5.1ch】ドルビーサラウンド
視聴音響	【9.1ch】ドルビーアトモス

映画としては、アクションSFというよりもヒューマン・ドラマ的な作りなので、必要最小限の音響でしかありません。

ところどころに派手なシーンが有るのですが、うまく客観的な画作りをしているので、音も体感的ではなくあっさりめです。

グリーンランド：地球最後の2日間｜ばくおん評価 8.5

観て損のないB級映画でした。

極限状態に追い込まれた人間に焦点を当てたヒューマンドラマだったので、予告を見て「騙された」と感じる人も多いでしょう。

ただ、極限状態のアメリカ人を描いた作品なら、ウォーキング・デッドが最高かと。
さすがに2時間弱で描くのは無理なので、そこんとこ夜露死苦です。