といった、一番最初になにから手を付けるべきかを解説しています。
本当の初心者の方が読んでわかるように書いています。
難しい専門用語や解説は飛ばして、必要なところだけ簡単にまとめてあります。
読みやすいように、マンガ風になっています。
監修&執筆 この記事をかいているのは、 ホームシアター歴30年以上 書籍ホームシアターファイルに掲載された ぼく、ばくおんが書いています。


周りの人間に、自慢(?)のホームシアタールームを披露しては、

と、みんなをこの世界へ引きずり込むべく、甘い言葉で誘っています。
日々、ホームシアターの普及に力を注いでいるのです。

そして遂に、うちのバンドメンバーでギタリストのMくん(新婚)が、

と、言うではないですか。
ついに私のこの知識が必要な時が来たのです。



ここから、ホームシアターへの道のり【超低価格編】が始まるのでした。
ホームシアターとは
ホームシアターの簡単な定義は、できるだけ映画館の雰囲気を自宅の部屋に持ち込んで、映画を楽しむことが出来るか?につきると思います。どこに焦点を当てるかは、あなた次第。

僕的には、
- 大画面
- 迫力のある音
- 部屋をできるだけ暗くする
この3つが重要だと思います。
ホームシアター:三種の神器
まずは、必要な装備機材をととのえなくては。
Mくんの要望である、3万円で僕が推奨するホームシアターの定義を実現するには?



プロジェクター【超低価格】
いくら予算がないからと言っても、ココはあまり妥協したくないところです。
なぜなら、人の目をごまかすのは難しいからです。
ココがポイント!
映像のキレイさ=満足度アップ

プロジェクターの最低基準
- 映像出力の解像度がフルHD(1920✕1080pix)←コレが一番大事
- 明るさ(輝度)が、2500ルーメン以上
- コントラスト比はあまり気にしない(相対的なものだから)
- 台形補正を装備している(レンズシフトなら◎)
プロジェクター映像出力の解像度が、フルHD(1920✕1080pix)は必須
最近、中華製プロジェクターで、映像出力の解像度がフルHDと書いてある製品がチラホラと出ています。
ですが、本当の中身はわかりません。怪しい製品もあります。
表記が紛らわしくて、フルHDと書いていても、実際の映像出力が720P(1280×720pix)の物があります。
中には、4K対応などとバカげたウソを書いてある商品もあります。
必須事項:映像出力の解像度がフルHD(1920✕1080pix)
プロジェクター明るさ(輝度)が、2500ルーメン以上
昼間にリビングでスポーツ観戦や、食事時にプロジェクターでドラマを見るといったシチュエーション時に、明るいとよく見えます。
ファミリーや陽キャ(パーリーピーポー)の方には大事な要素かも。

必須事項:明るさ(輝度)が、2500ルーメン以上
プロジェクターコントラスト比はあまり気にしない(相対的なものだから)
このコントラスト比ていうのは大きいほどよいです。
しかし、低価格なモデルではあまり意味がないと、私は考えています。
要は、基準が、明るい方に置いてあるか、暗いほうなのかってことで、光源に差がない低価格モデルでは気にしなくてよいです。
※たまに、とんでもなく暗い製品があるので要注意です!!
必須事項:コントラスト比はあまり気にしない
プロジェクター台形補正を装備している(レンズシフトなら◎)
出典:エプソン
この機能は、意外と初心者の方が見落としがちな便利機能です。
プロジェクターを設置する場所が理想的な場所ではない時に、めちゃめちゃ重宝します。
必須事項:台形補正を装備している(レンズシフトなら◎)

ここではネット上で、本当のフルHDだろうと言われている商品を探しました。
その中でも評判が良さそうな3機種がこちら。
UUO P6
中華プロジェクターの超新星で、色んな所で話題になっているこの機種。
基本性能の高さと、作りの良さで評判がとてもいいですね。
※Amazonでクーポンが表示されていたらラッキーかもしれません
VANKYO V630
Amazonで人気のメーカー。人気の機種のV620は、スタイリッシュで安い。けれども最近出たV630のほうが、台形補正がついているので何かと便利です。価格差3,000円ほどなので、絶対にこちらがオススメ。
※Amazonでクーポンが表示されていたらラッキーかもしれません
YABER Y31
もともとカー用品を作っていたメーカーだったと思う。プロジェクターは、他のメーカーにちょっと性能を上乗せした感じかな。そのせいで、ちょっと値段が上がります。
※Amazonでクーポンが表示されていたらラッキーかもしれません
プロジェクター購入候補の3機種を比べてみる
上記の3機種に絞ってスペックを比べてみた。
UUO P6 | vankyo V630 | YABER Y31 | |
重量 | 2.7キロ | 2.7キロ | 3.68キロ |
明るさ | 6000ルーメン | 6000ルーメン | 6500ルーメン |
コントラスト比 | 7500:1 | 5000:1 | 7000:1 |
台形補正 | 縦横±50° | 縦横±45° | 縦横±45° |
投射距離 | 100インチ:3メートル | 90インチ:3メートル | 100インチ:3メートル |
天吊 | OK | OK | OK |
参考価格 | ¥22,800 | ¥20,800 | ¥20.600 |



じゃあ、次行ってみよう。
あわせて読んでほしい記事
-
-
【2万円台の中華プロジェクター】おすすめ6機種を比較【2020年度版】
続きを見る
スクリーン(あったほうがイイ)
三種の神器の2つ目は、スクリーンです。




スクリーンのメリット
白い壁紙や、ロールカーテンなどと、スクリーンの違いは
光の反射率です。
プロジェクターからの光(映像)をいかに効率よく反射するかが大切なのです。
壁紙やロールカーテンは、光を反射しない方向で作られています。
価格で選ぶのなら、丸めるタイプや折り畳めるタイプがあります。
サイズは最低でも80インチ以上を。できれば100インチで。
とりあえず参考までに折り畳めるスクリーンです。
その他、ものすごく安い電動スクリーンってのがあります。 めちゃめちゃ魅力的な価格ですが、耐久性はわかりません。

ちょっと待って下さい。
この時点で、金額が25,000円くらいになってますやん。



では、最後に映像再生装置です。
映像再生装置は【Amazon Fire TV Stick一択です!】
コストパフォーマンスの高さから言えば、ここはAmazon Fire TV Stick以外に選択肢はありません。

新型Fire TV Stickは、4Kバージョンと中身が一緒になりました!!
キビキビと動きます。 ※4K出力はできません
4Kコンテンツが楽しめる”4Kバージョン”
コレさえあれば、次のことができます。
Amazon Fire TV Stickでできること
- 動画配信サイトを快適に見ることができます。(AmazonプライムビデオやNetflixなど。YouTubeアプリも復活しました。)
- ゲームで遊べます。(ドラクエやマインクラフトなど)
- スマホの画面を大画面で見ることができます。
- ネットサーフィン(死語?)もできます。
接続方法は、テレビのところがプロジェクターになるだけです。





プライム会員になれば、30日間無料で、Amazonプライムビデオを観る事ができます。
Amazonプライムビデオ 公式HPへ https://www.amazon.co.jp
しかも学生さんなら、6ヶ月間も無料でAmazonプライムビデオを観れます!!
Prime Student公式HPへ https://www.amazon.co.jp

音はどうするんスか?
音にこだわる、ばくおんさん。



-
-
【4K映画】動画配信サービス(VOD)で観る!!おすすめアクション映画 6選【2020年度版】
続きを見る
音声は持っているものを活用しよう!!
購入候補になったプロジェクター VANKYO V630の謳い文句にこう書かれています。

HiFi並ってなんなんだ?
はっきりいって、こんなのは嘘です。
実際は「聞けないこともない」程度だと思います。


本当は、AVアンプを買って、5.1chサラウンドスピーカーセットを買いたいところですが、今回は予算3万円なので違う方法を考えてみましょう。
いつも使っているヘッドフォンで聴く

音声入力のあるスピーカーがあるなら

Bluetoothがついてる、ヘッドフォンやスピーカーがあるなら

アマゾンのページのQ&Aには、「Bluetoothヘッドフォンが繋がらなくて残念でした」みたいなことが書かれているけど、繋がります。

Amazon Fire TV StickとBluetoothヘッドフォンなどをつなぐ方法
step
1設定>コントローラーとBluetoothデバイス と進む

step
2その他のBluetoothデバイス に進む

step
3Bluetoothデバイスを追加 に進む

step
4ペアリングしたい機器の名前を選択して進む
ここでは例として、BluetoothスピーカーのJBL GOを使っています。

step
5接続を確認
右下に、「Fire TV StickからJBL GOへオーディオ信号が送信されています」と出たらOK。


-
-
【2020年度比較】サウンドバーおすすめ5選【1万円!?安い!!】
続きを見る
まとめ
現在、格安で高性能なプロジェクターやスクリーン、はてはサラウンドスピーカーセットまで手の届く価格で、色んな種類のものが売られています。
しかし、それらの商品の多くは実店舗ではあまり売られていません。
知る人ぞ知る、的な商品なのです。
こういった商品を調べるには、かなりの時間と労力を必要とします。

今、ホームシアターを始めるには、絶好の時期ではないでしょうか?
魅力的な価格なので、サクっと揃えてマイホームシアターを楽しんでください。




今回の購入リスト
- VANKYO V630 ¥21,800
- プロジェクター スクリーン NIERBO 100インチ ¥2,330
- Amazon Fire TV Stick ¥4,980
合計金額 ¥29,110でした。
皆さんも参考にしてくれたら嬉しいです。
※Amazonでクーポンが表示されていたらラッキーかもしれません




あわせて読んでほしい記事
-
-
【2020年版コレでOK】動画配信サービス(VOD)6選!!【おすすめ比較】
続きを見る