バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ | |||
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原題 | Resident Evil: Welcome to Raccoon City | ジャンル | アクション / ホラー |
上映時間 | 107分 | 監督 | ヨハネス・ロバーツ |
製作年 | 2021年 | 出演 | ロビー・アメル |
製作国 | アメリカ | 出演 | アバン・ジョーギア |
視聴環境 | |
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メディア | Amazon プライムビデオ |
システム | ばくおんホームシアター |
初代プレイステーションでゲームをやっていた世代のほとんどが体験したであろう作品が、バイオハザードだ。
もちろん、私ばくおんも例外なくハマった1人である。
だから、登場人物の名前もわかるし、建物の形状もピンとくるし、クリーチャーの動きも理解している。
しかし、この映画は全く意味不明だった。
シナリオは、小学生のあらすじを書いただけの読書感想文並みだったことを、ここに報告させていただきます。
一番ひどいのは、音楽の使い方でした…
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
2021年
ばくおんの独断と偏見 2.0
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ|あらすじ
製薬会社アンブレラ社の拠点があるラクーンシティ。この街の養護施設で育った主人公クレア・レッドフィールドは、アンブレラ社がある事故を起こしたことで、街に異変が起きていると警告する不可解なメッセージを受け取り、ラクーンシティへと戻ってきた。R.P.D.(ラクーン市警)の兄クリス・レッドフィールドはクレアの言うことをありえない陰謀論とあしらうが、やがて二人は街中を彷徨う住民たちの変わり果てた姿を目の当たりにする。次々と襲い掛かってくる住民たち。そんな中、アンブレラ社が秘密裏に人体実験を行ってきたことが徐々に明らかになっていく…。
引用:Amazonより
ゲームの2ndをベースに、1st作品をくっつけて3ndもふりかけた内容です
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ|総合評価
作品評価 | |
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44 /100 | |
5.2 | |
2.8 | |
2.0 | |
50%ほど寝てた |
終始、話の内容が全く理解できない。
とにかく、「バイオ三部作の内容を詰め込んでくれ」と言われたとしか思えないシナリオ。
話の流れは解らなくもないが、全てにおいて説明不足。というか、説明してません。
アンブレラ社がどんな会社かすらわからないし、町ごと吹っ飛ばすのに関与しているのが田舎の警察署長って…。
ゲームファンにしかわからない内容で、ファンを裏切ります
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ|鑑賞スタイル
鑑賞おすすめ人数 | |
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1人 | カップル |
ワイワイ | 子供 |
絶対に、カップルで観てはいけません。寝ちゃいますよ。
子供にも観せてはいけません。というか、観ません。飽きて。
ゲームファンが、我慢して最後まで観る映画。
それが、バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティです。
ファン同士でお酒でも飲みながらがベストです
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ|演出感想
バイオの男前主人公2人と、ヒロイン2人の夢の共演なのに、何だあれ。
両親が目の前で殺されたのに、終盤で笑顔の子供は論外だろ
主人公に魅力が…
レオンはそれなりに原作に寄せられた雰囲気が出ててよかったけど、クリスはクソ。
馬鹿面で、セリフの半分が「ファ◯ク」。
クレアもジルも原作は妖艶さもある女性キャラなのに…。これが、LGBTQというやつなのか?
古典演出が大好きなのかな?
この手の映画にありがちな、お化け屋敷演出のオンパレード。
っていうか、まったく同じ演出を何回も見せてくれます。やめれ。
派手な演出は、トラックの転倒とヘリの墜落。どっちも事故やん。
まだミラ・ジョヴォヴィッチ作品の方が、ゲームファンを熱くするシーンがあったよね。
タイラントの雰囲気とか……あんまり変わらんか。
斬新な演出したった、音楽で。
監督のヨハネス・ロバーツって人は、音楽(歌もの)が好きなのかな?
これは個人の好みの問題かとも思いますが、今作品で1番残念な演出が、
登場人物が歌もの曲を聞いているところで事が起きるという演出。
アクション的な音声とBGMに、聞いている歌が被る演出に緊張感もクソもないポップな感じがしました。
音なら安上がりで変わった演出ができると思ったのかな?
ベイビー・ドライバーを見習おう
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ|映像感想
映像評価 | |
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精細感 | 7.0 / |
色彩感 | 8.0 / |
映像総合評価 | 7.5 / |
作品映像仕様 | |
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配信映像 | 【4K】Ultra HD(吹替版のみ) |
視聴映像 | 【4K】Ultra HD + HDR |
映像は悪くはありません。夜の闇、夜の雨と、屋外の暗闇表現はよくできています。
残念なのが、建物の暗闇部分や孤児院の雰囲気などの屋内での恐怖感が感じられず…バイオじゃないやん。
さらに洋館が予算の関係なのか狭い感じがして、チョット豪華な個人宅だったのが残念。
1番派手なシーンと思われる爆破の炎に、もうちょっとガンバレよって気持ちになりましたね。
最後の闘いは…しょぼかったよ
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ|音響感想
音響評価 | |
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サラウンド感 | 4.5 / |
重低音感 | 4.0 / |
クリア感 | 5.5 / |
音響総合評価 | 4.5 / |
作品音響仕様 | |
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収録音響 | 【5.1ch】ドルビーサラウンド |
視聴音響 | 【9.1ch】ドルビーアトモス |
この映画なら、サラウンドを存分に味わえると思ったのですが…ダメでした。
曲の演出が不快であることを差し引いても、この作品では近代的なサラウンド音響はなく、常に古典的な「びっくりさせるよ」的な音響で、がっかりです。
物静かに部屋を徘徊する、バイオのゾンビはいませんでした。
扉を開ける時のドキドキ感は表現できないんだね
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ|ばくおん評価 2.0
多分バイオの映画って、呪われてるよね。
バイオファンでどうしてもというのなら、観てみてもいいかも。
でも、がっかりすること間違いないので、そこんとこ夜露死苦です。
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
2021年
ばくおんの独断と偏見 2.0
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