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TCLのテレビを買ってみて口コミや評判通りかレビューします

TCL 55P615
ばくおん

リビングのテレビが壊れたので、早急に買い換えました

我が家のリビングテレビは、2010年製パナソニックのプラズマテレビ 50V2でした。

それを、少し大きい55インチのTCLの55P615に買い替えました。

ー TCL テレビ P615シリーズの特長 ー

メリット
デメリット
  • 世界第2位のテレビメーカー
  • 大手家電量販店で販売されている
  • 価格破壊的な爆安
  • 豊富なアプリで何でもできる
  • リビングに置いてもカッコイイ
  • 中国メーカーである
  • 起動が遅い
  • VAパネルなので視野角が狭い
  • リモコンがデカすぎ
  • 耐久性は未知数

Amazon限定のP618シリーズと一般販売用のP615シリーズは兄弟機です。
違いは、RGB 3D-LUT対応と脚&ロゴのメッキくらいです。
※RGB 3D-LUTの効果は未知数です。一般人にはわからないのでは?

目次

TCL テレビ P615シリーズ|購入動機

リビングのテレビって、無くなると意外と不便ですよね。

なので、突然の買い替えのときの参考になればと思います。

TCLのテレビを選んだ理由

なぜ、TCLなどという聞いたこともないような、アヤシさ満載の中国メーカーのテレビを買ったんでしょうか。

じつは、このTCLというメーカー。
日本では全く知名度がないのですが、世界ではテレビ販売台数2位の大手企業なのです。

また、パナソニックのテレビの一部は、TCLの委託商品なのです。

ばくおん

品質には問題ないでしょう
たぶん…

よめたん

我が家のリビングテレビは90%が、78歳のおばあちゃんが観てます

購入のための5つの条件

短い時間ですが、購入機種をまる一日検討しました。

その時、条件にしたのが以下の表のとおりです。

購入条件
  1. 4Kであること
    • 今更、フルHDでは物足りないでしょう
  2. 55インチ以上であること
    • 前機が50インチだったので、その入れ替え
  3. 大手販売店から購入できること
    • やっぱり、大型家電なので設置と故障機の引取が必要ですから
  4. 即、納品されること
    • おばあちゃんは、テレビが生きがいなので
  5. もちろん、低価格で高品質であること
    • 安いは正義ですよ

リビングでの普段遣い用のテレビなので、コレくらいが必要十分な条件でしょう。

不要だと思った機能

TCL P615 いらない機能

最近のテレビは、やたらとよくわからない機能が書いてあります。

もちろん効果があるものもありますが、低価格だと効果がわからないものも多いのです。

正直、それらは排除して考えると良いでしょう。

ばくおん

うり文句に騙されないでね

(我が家では)不要な機能
  • ドルビー系立体音響システム
  • Dolby VisionやHDR10などの高画質システム

TCL P615シリーズには、ドルビーアトモスという立体音響システムが搭載されています。

我が家は、本物のドルビーアトモスをシアタールームに導入しております。
なのでこの価格のテレビで再現できないことは、十分に理解できております。

TCL P615シリーズには、Dolby VisionやHDR10、HLGという高画質システムが搭載されています。
こちらも、この価格の液晶パネルでは再現できないでしょう。

ばくおん

ハッキリ言って、このあたりの機能は気にしなくていいと思います

ねこたん

気休め?

TCL テレビ P615シリーズ|設置

TCL-P615

さすが世界第2位のテレビメーカーのTCL製品。

本体が、55インチの割には11,3kgとかなり軽量で設置もスイスイ。

本体の初期設定も、販売店のお兄ちゃんが、ものの1分ほどで終わらせていました。

よめたん

引取・設置時間は、10分ほどでした

55インチクラスは大きいので、業者さんに設置してもらうほうが良いでしょう。
引き取りがある場合は、同時にやってもらうと便利ですよ。

TCL-P615

フレーム周り全体に、保護用のテープがベッタリと。

なかなか、はがすのに苦戦しましたよ。

このあたりは、業者さんもやってくれませんでした。

古いテレビはリサイクル料金がかかりますのでご注意を。

TCL テレビ P615シリーズ|実機レビュー

では、実際に使ってみての感想を書いてみたいと思います。

ばくおん

では、いつもの辛辣なレビューを

判定基準:ソニー ブラビア XRJ-55X90Jとして判断しました

外観

TCL-P615

薄型テレビの基本形です。

ベゼルもかなり薄く作られているので、10年前の50インチと同じ場所に55インチが置けます。

少し前までは、メッキ部品が使われたりして変に下品でしたが、シンプルイズベストで好感が持てます。

写真は55インチモデルです。

tcl-p615-ロゴ

TCLのロゴが付いていますが、気になりません。

tcl P615横

幅も最近の極薄テレビまで薄くはありませんが、実用上は問題なしです。

むしろ、これくらいしっかりしている方が安心ですね。

排熱用のスロットが上向きなので、ホコリ対策だけはしたほうが良さそうです。

ちなみに、排熱用のファンは付いていません。

画質

tcl-P615-画質

画質は、デフォルトの設定だと少し白っぽい方向です。
かなり明るめな感じでしょうか。

視野角が狭いのですが、真正面から見ると大満足です。

tcl-P615-画質

大きく横にずれた位置から見ると、白っぽさが強調されます。

横から見るのでなければ、4K画質の高精細さと色彩の鮮やかさは十分に味わえるでしょう。

色の濃厚さはあまりなく、さっぱりとした色調

設定調整しても、このあたりはあまり変わりません。

結局、デフォルト設定に行き着きますね。

音質

TCL-P615

音質は、聞き取りやすい音でとても好評です。

78歳の老人が聞き取りやすいという感想ですので、人の声にポイントされている感じがします。

ドルビーアトモスなどの設定もありますが、地上波テレビだと関係ないですね。

イコライジングも選べますが、デフォルトが1番聞きやすいかも。

あ、低音は予想通り、スッカスカです。
映画は、サウンドバーなどを追加しましょう。

接続端子

tcl-P615-接続端子

接続端子は、必要十分な端子が揃っているので問題ありませんね。

HDMIの一つは、eARCに対応しています。
※eARC:サウンドバーなどをHDMIでつなぐと連動して作動します。

写真のダンボール箱は、ホコリ対策としてケーブル類をまとめて入れてあります。

リモコン

tcl P615リモコン

めちゃくちゃ長いです。
これでもかってくらい長いです。

高齢者さんは違うところを押して、意図しない画面が出てしまって悩むかもしれませんね。

矢印キーの上に、同じような並びのボタンがあって間違えやすいです。

tcl-P615-メニューボタン

本体が長いのでいろんな機能がついていて便利なのですが、不要なものもついています。

例えば、設定が2つあったりします。

サブメニュー(機能)メニューボタンでは、開く項目が少し違います。

でも、実際には同じところにたどり着きます。

ややこしや。

ばくおん

リモコンの反応エリアは狭いです

リモコン操作の反応エリアが狭いのには理由がありました。
多分、他のリモコンと操作がかぶるところがあるからです。
我が家では、ダイキンのエアコンと一部かぶってます。

操作性

tcl-P615-ホームボタン

Android OSなので、初期設定が本当にシンプルで使いやすいです。

しかし、画質や音質の設定が2箇所に別れているのは面倒くさいですね。

また、ホーム画面をカスタマイズできるようになったので、使い勝手は良くなりました。

ばくおん

必要最小限の設定項目しかありませんが

インターネットにつなぐことを前提にしているので、Wi-Fi電波が弱いとテレビ画面に警告テロップが出ます。

録画機能

USB3.0外付けハードディスクをつなぐと使えるようになります。

番組表は有名メーカーと比べると、ショボさを感じますが実用には耐えます。

録画関係のレスポンスは良いのですが、再生機能が最小限なので使い勝手はイマイチですね。

録画番組を視聴する分には十分ですが。

ばくおん

録画は1つだけですが、裏番組の視聴はできます

録画にパナソニックの専用機を使っていた御年78歳のおばあちゃんが、TCL P615の録画機能を2週間でマスターしていました。

アプリ

TCL-P615-google

TCL P615シリーズはAndroidスマートテレビなので、多くのアプリが使えます。

アプリは高級機種と同じものがサクサク動くので、低価格なP615シリーズはコスパ最高です。

リモコンのGoogleボタンを押せば、音声で操作ができるGoogleアシスタントが起動します。

ねこたん

音声操作って、意外と使いみちはあるのかも

TCL-P615-youtube

Youtubeアプリも、4K画像をしっかりと映し出してくれます。

Wi-Fiか有線LANでのネット環境が快適ならばサクサク動作します。

ねこたん

Youtubeの4Kはめちゃキレイにゃ

コスパ

普段遣いのテレビとして考えると、実用性は十二分にあると感じました。

これで、故障無く8年くらい持ってくれれば、費用対効果は抜群ではないかと思います。

TCL テレビ P615シリーズ|注意点

TCL P615シリーズはAndroid OSベースのテレビなので、従来のテレビに馴染んだ我々には少し違和感があったりします。

ばくおん

大きなテレビの映るスマホって感じかな

電源のオン・オフがちょっと面倒

tcl-P615-電源オフ

Android スマートテレビであるTCL P615シリーズ。

電源のオン・オフがパソコン風なので、従来のテレビと違ってボタン一発で済みません。

電源時間
オンの時起動画面から十数秒かかります
システムのアップデートが突然始まることがある
オフの時オフしますか?と聞かれる
よくわからずスリープになることがある

eARC機器の接続

TCL-P615-ARC

地上波番組の視聴は、本体内臓のスピーカーで十分に事足ります。

しかし、せっかくの4KテレビなのでAmazon プライムビデオなどの4K作品をみたいですよね。

そうなると、音に不満が出ると思います。

そんなときは、eARC対応のサウンドバーを導入するとテレビと電源・音量が連動して便利です。

eARC機器接続の注意点

TCL P615シリーズはeARC対応なので、古い規格のARCだとうまく作動しない場合があります。

また、HDMIケーブルも2.1対応のものを使いましょう。

TCL P615シリーズ|ライバル比較

参考までに、比較検討したライバル機を紹介します。

機能はあまり変わりませんが、画質は価格順に上がっていきます。

スクロールできます

LG
NANO75JPA

ハイセンス
A6Gシリーズ

TCL
P615シリーズ
メーカー国韓国中国中国
パネル方式IPSADSVA
OSwebOSVIDAAAndroid
倍速表示60Hz60Hz60Hz
Wi-Fi2.4&5G2.4&5G2.4&5G
同時録画1番組1番組1番組
発売日2021/5/262021/4/92021/10/22
参考価格79,800円76,300円69,800円
Amazon評価
Amazon Amazon Amazon
楽天 楽天 楽天
2022/8

TCL P615シリーズ|おすすめの人

こんな人に-おすすめ

TCL P615シリーズは一部ユーザーでは知られ始めましたが、まだまだ日本での知名度は低いですね。

ただ、テレビという成熟した製品は、中国メーカー強しなので購入候補に検討してはいかがでしょうか。

ばくおん

中国メーカーは、不良品だとあっさり無償交換なんてこともあるみたいですよ

こんなひとにおすすめ
  • 中国メーカーに抵抗はない
  • コスパは重要だ
  • テレビは必要最小限でイイ
  • 取り敢えず4K映像を観てみたい
  • Youtubeを大画面で楽しみたい
おすすめ
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