《ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ》は映像を楽しむ映画だった？【映像・音響中心/映画レビュー】

ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ
原題	Venom: Let There Be Carnage	ジャンル	アクション / ファンタジー
上映時間	98分	監督	アンディ・サーキス
製作年	2021年	出演	トム・ハーディ
製作国	アメリカ	出演	ウッディ・ハレルソン

視聴環境
メディア	Amazon プライムビデオ
システム	ばくおんホームシアター

今回観た作品は、マーベル作品なので、いずれは他のキャラと共演すると思うけど表現しづらそうなヴェノムです。

個人的に、現代のメル・ギブソンかな？と思っているトム・ハーディが主演。

トム・ハーディも好きだけど、ウッディ・ハレルソンはもっと好きなんだよね。

ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ｜あらすじ

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体＜シンビオート＞のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく……。死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

引用：Amazonより

ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ｜シナリオ感想

作品評価
Metacritic	49 /100
IMDb	5.9
映画.com	3.4
ばくおん	6.0
よめたん睡魔	90%ほど寝てた

兎にも角にも、映画の尺が短すぎます。
狙った視聴者年代に合わせたのか、めちゃ短い98分作品です。

このお陰でヴェノム以下、登場人物の説明一切なし。
それほどファンでもない視聴者からすると、関係性がちんぷんかんぷんで開始10分で両目が閉店。

物語の本質は、ダークヒーローものにありがちな題材で新鮮味はないです。

正真正銘のドタバタ活劇。

ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ｜子供が好きそうな感じはする

鑑賞おすすめ人数
1人	カップル
ワイワイ	子供

ダークヒーロー物だけど、実は友情物語なヴェノム。

友情、愛情を中心に物語が描かれている気がして、カップルで見ると話が弾むかも。
女性で嫌いな人は、とことん嫌いそうな雰囲気プンプンの映画なので観る人を選ぶと思うけど。

子供はめちゃめちゃ好きかもね。戦闘シーンが、ダークなアンパンマンって感じで。

ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ｜音響感想

音響評価
サラウンド感	7.0 /
重低音感	8.5 /
クリア感	9.5 /
音響総合評価	8.5 /

作品音響仕様
収録音響	【5.1ch】ドルビーサラウンド
視聴音響	【9.1ch】ドルビーアトモス

マーベル映画って、重低音バリバリの超ド派手音響を期待するじゃないですか。

実際はまったく予想と違います。
わざわざ円盤（ディスク）を買ってワクワクした私が保証しますよ。

スーパーウーファーは不必要に鳴りません。
低音域にスピード感を求める音作りになっています。

とにかく音が早い。そして、キレが良い。のどごし爽やか。

あっちこっちで音が鳴りまくる感じ、とは違ったサラウンドです。
これって、映像に集中させるためなのかな？なんて思いますね。

ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ｜映像感想

映像評価
精細感	9.5 /
色彩感	10 /
映像総合評価	9.5 /

作品映像仕様
配信映像	【4K】Ultra HD
視聴映像	【4K】Ultra HD ＋ HDR

もう、映像には文句がありません。

夜の映像は、しっかり街の夜、郊外の夜、森の夜、極めつけは雨の夜と、すべて100点です。
配信映像自体はHDRではないのですが、プロジェクターの変換がマッチしているのか色の出方が素晴らしいです。

なのに、なぜ満点をつけていないのか？

ただ単に、CG表現されたヴェノム自体に、なにか違和感を感じるという個人的な意見からです。

ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ｜ばくおん評価 6.5

最新作だと思っていたヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジもAmazon プライムビデオに早速ラインナップ。

少し時間があるなら、観てみても損はありません。
でも、ストーリーを楽しむタイプの映画ではないので、そこんとこ夜露死苦です。