映画を迫力ある音で観たいにゃあ
あ、予算は1万円にゃ
相変わらずの低予算やね
でも、たったの1万円ほどで劇的に変わるから
試してほしいね
おすすめ 上位3機種
ランキング | 商品名 | 参考価格 | 音の評価 |
---|---|---|---|
第1位 | SONY / HT-S100F | 10,980円 | |
第2位 | YAMAHA / YAS-109 | 19,800円 | |
第3位 | CREATIVE / SP-STGE-BK | 11,081円 | |
第4位 | Denon / DHT-S316K | 23,055円 | |
第5位 | YAMAHA / SR-C20A | 15,900円 |
薄型テレビのスピーカーでは物足りない!!
普段見ているテレビで映画やスポーツ中継を観ると、なんだか臨場感がなくって、音がショボくないですか?
映画館で観るようなところまでは行かなくても、「もうちょっと」って思いますよね。
テレビに付属しているスピーカーがショボく感じるのは、
- 再生されている周波数帯域が狭いから
- 鼻の詰まったような音
- スピーカーが再生しきれない音があるから
- スカスカの音
この2つが主な原因です。
そもそもヘボいスピーカーは、大事な音の部分を再生してません!!
なので、音量を上げても不快なだけで、迫力は出ません。
『ワイルド・スピード』を迫力サウンドと大画面で楽しみたいにゃあ
映画をサラウンドで楽しみたい
かと言って、そんな物をリビングに何台も置くことは現実的ではないですよね?
この問題を低価格で解決するのが、サウンドバーなのです!!
サウンドバーって何?
上の写真の赤丸部分のこんな形のアンプ内蔵スピーカーが、サウンドバーです
サウンドバーとはその名の通り、横長の”バー”タイプのスピーカーのことです。
主に、薄型テレビの音質改善にテレビ下に設置するよう設計されています。
複数台のスピーカーを内蔵し、バーチャルサラウンドで迫力あるサウンドを再現します。
こんなのがサウンドバー
サウンドバーのメリットって?
サウンドバーのメリットについて解説していきます
今まで、聞き取りにくかった音が聞こえるようになると、とっても臨場感が増します!!
サウンドバーのメリット①
設置がカンタンで、場所もあまり取らない
本格的なサラウンドスピーカーの場合、最低でも5台のスピーカーと1台のスーパーウーファーを設置します。
もちろん、ほとんどの場合、スピーカーは長いケーブルで繋ぎます。
サウンドバーなら、これらのスピーカーの役割が1台ですんじゃいます。
とってもスッキリで、掃除もラクそう
サウンドバーのメリット②
1台でバーチャルサラウンド音声が楽しめる
上の図は、通常の5.1chサラウンドスピーカーの配置です。
これらを一つの横長ユニットに詰め込んだのが、サウンドバーです。
サラウンドセットとサウンドバーのスピーカー数
スピーカー形式 | 5.1chスピーカー | 2.0chサウンドバー | 2.1chサウンドバー |
---|---|---|---|
フロントスピーカー2台 | |||
センタースピーカー1台 | バーチャル | バーチャル | |
スーパーウーファー1台 | バーチャル | ||
リアスピーカー2台 | バーチャル | バーチャル |
アパートやマンションの場合は、低音の響きが気になると思います。
低音の迫力に直結するスーパーウーファーが別になっている機種がほしいところですが、ご自身の住環境に合わせた機種を選びましょう。
最近は、スーパーウーファー内蔵型の2.1chサウンドバーもかなりの改良がなされていますので、別型に遜色ないところまで来ています。
今、発売されている機種はほとんどが内蔵型2.1ch仕様ですね
サウンドバーのメリット③
1台で済むので価格が安い
普通にスピーカーを設置するとしたら、最低でも2台(ステレオ)のスピーカーが必要です。
ましてやホームシアターともなると、5.1chの基本構成でも、6台必要になります。
しかも、アンプやスピーカーケーブルなども必要です。
低価格で揃えたとしても、6万円以下は厳しいでしょう。
その点、サウンドバーならこれらの機能を1つにまとめることで解決しますね。
その点、1台で済むサウンドバーはお財布に優しいね
サウンドバーのメリット④
Bluetooth対応製品なら、スマホの音楽も聞ける
サウンドバーのほとんどが、Bluetoothに対応しています。
もちろん格安のサウンドバーのほとんどの製品にもついています。
スマホとBluetoothで繋げば、BGMも流せるよ
オーディオスピーカーに早変わりにゃあ
サウンドバーのデメリットって?
何かと良い事ずくめのような、サウンドバー。
実際に使ってみて、デメリットはないのでしょうか?
サウンドバーのデメリットについて解説していきます
サウンドバーのデメリット①
形・大きさに制約があるので、音質的に不利である
サウンドバーは名前のごとく、”バー”タイプのスピーカーなので、普通のスピーカーよりも形状的に不利な面があります。
- スピーカーの口径を大きく出来ない
- プラスチック製の筐体が多く、強度的に不利
- 小さく細い形状に、アンプを押し込んでいるので設計が難しい
- 左右のスピーカーの距離に制限があるので、ステレオ感が乏しい
このあたりは、有名メーカーの製品でも厳しいかも。
弱小メーカーでも、結構ガンバってる製品もあるから侮れないこともあります
サウンドバーのデメリット②
サラウンドは、あくまでも”バーチャル”である
どんなスピーカーでも、自分の周りに5台ほど置くことでサラウンド感は得られます。
対して、サウンドバー(サラウンドバー)では、物理的にサラウンド感を再現することはできません。
コレばっかりは、物理的に無理ですね
なので、サウンドバー(サラウンドバー)で、サラウンド感を出すには高価なDSP(デジタル・サウンド・プロセッサー)を搭載する必要があります。
どうしてもサラウンド感がほしいなら、3万円前後は必要でしょう。
しかし、低価格帯のサウンドバーにも、なんとかしてサラウンド感が出せるような工夫をしている商品はあります。
何機種かこの記事でおすすめしていますので、検討してみてください。
サウンドバーのデメリット③
意外と設置場所に困る(形状的に融通がきかない)
サウンドバーは設計上、置く場所がテレビ(スクリーン)の下か上しかありません。
しかし、テレビの上に設置するのは難しいので、設置場所はテレビの下限定になると思います。
結構場所を取るもんね
1万円ほどで買えるサウンドバーの選び方
正直に書きます。
1万円くらいのサウンドバーに過度な期待は禁物です。
しかし、テレビの内蔵スピーカーとは雲泥の差なのは確かです。
というわけで、1万円ほどで買えるサウンドバーでも十分に楽しめる要素があるので導入をおすすめします!!
じゃあ、どんな商品を選べばいいにゃ?
具体的な3つの条件があります
- サウンドバー本体とスーパーウーファーが別の製品が理想
- テレビと連携できるとめちゃ便利(ARC機能)
- 音のクオリティーと価格がマッチしている
1万円ほどで買えるサウンドバーの選び方①
サウンドバー本体とスーパーウーファーが別の製品
映画やスポーツ観戦において、低音の存在は臨場感を得るのにとても重要です。
しかし細くて長いサウンドバーは、低音の再生がとっても苦手なのです。
ということで、手っ取り早く重低音を再生するには、スーパーウーファーの追加が一番!!
でも低価格帯の製品には少ないんですよね〜
1万円ほどで買えるサウンドバーの選び方②
HDMI接続で、テレビと連携できる
サウンドバーをテレビと接続した場合は?
テレビの電源を入れたら、サウンドバーの電源も入って、さらに音量も合わせてほしいです
これはみなさんの当然の願いではないでしょうか?
この機能のことをARC(Audio Return Channel)といいます。
ARC(Audio Return Channel)とは、サウンドバーの電源のオン・オフと音量調節がテレビと連動する機能のことです。
テレビとサウンドバーの両方がARCに対応していなければなりません。
また、接続はHDMI端子でつなぎます。
残念ながら、1万円近辺のサウンドバーにこの機能はありません
この機能が必要なら、有名メーカーの製品しか無いのね
1万円ほどで買えるサウンドバーの選び方③
音のクオリティーと価格がマッチしている
音の良し悪しって、その人の好みが結構左右したりします。
実際に聴き比べができればよいのですが・・・。
有名メーカーの製品なら大きな量販店で聞けたりもしますが、中華製のサウンドバーは実機を試すのは無理ですね。
自分自身のフォースを信じて買うしか・・・
最低限の判断材料は、この記事に書きましたのでよく検討してください。
しかし、よほどのハズレを買わない限りは、幸せなオーディオライフを送れると思います。
1万円ほどで買えるサウンドバーの注意点
低価格サウンドバー購入時の注意点(とくに中華製)
- この価格帯(1万円くらい)のサウンドバーには、バーチャルサラウンド機能はありません。
- 「ムービーモード」やDSP※1なんて書いてあるのは、ただのイコライザー(EQ)です。
- 付属のパッシブラジエーター※2で重低音は出ません。
- HDMI接続※3は不安定なことが多いです。
- 低価格帯の製品なので、突然壊れることがあります。
※1 : DSPとは、デジタルシグナルプロセッサの略で、デジタル信号処理に特化したマイクロプロセッサのことです。
※2 : パッシブラジエーターとは、低音を増幅させる振動板のことです。本来なら低音再生に効果があるのですが、きっちりと計算された製品でないと、あまり意味がないと思います。
※3 : HDMI接続は便利ですが、この価格帯の製品では不安定なものが多いようです。光接続をおすすめします。
これらの過度な期待を持たなければ、低価格の中華製サウンドバーにも良い製品があります。
使ってみて、ステップアップしたくなったら日本製の有名メーカー・サラウンドバーを買ってください。
ソニーやヤマハ製品を買ったら世界が変わります
おすすめサウンドバー5選(1万円くらい編)
多分、どことも違うランキングになっています
個人的な音質・使い勝手・価格で決めました
第1位 ソニー サウンドバー / HT-S100F
おすすめポイント
- 天下の有名メーカー、ソニー製品が1万円ほどで買えます!!(価格破壊)
- HDMI端子を装備しており、ARC接続ができる快適設計
- 非常にコンパクトな設計。反面、スーパーウーファーが無いので重低音は出ません。
- 中華製品よりもサラウンド感があります
この製品は生産終了品なので、Amazonの在庫がなくなるまでの超特価だと思います
オートモードだけでなく、シネマモードなどに切り替えると本領発揮するにゃ
第2位 ヤマハ サウンドバー YAS-109
おすすめポイント
- 今回の1万円コンセプトから外れています…後悔しない買い物だから!!
- 実は、この価格で本物のDSP処理されたサラウンド音響を楽しめます。
- HDMI端子を装備しており、ARC接続ができる快適設計
- ヤマハはホームシアターを40年近くやり続けている希少メーカーなんです
- 中華製品は、足元にも及びません。本当は第1位
スミマセン。
この商品は価格が高く、コンセプトから外れています。
第 3 位 Creative Stage SP-STGE-BK
おすすめポイント
- バースピーカーとスーパーウーファーのセットなので、重低音がよく鳴る
- スーパーウーファーが別なので、バースピーカーは55cmととってもコンパクト
- ACアダプターが無いので、電源周りの設置がラク
- Creativeという音響メーカーに安心感がある
- 接続は光接続で本領発揮します(AUXはおすすめしません)
大手量販店なら展示しているところもあるかも。
音響的に納得できる製品です
第 4 位 Denon DHT-S316K
おすすめポイント
- 世界的有名メーカーとなったデノン。元々は日本企業です
- この価格帯で、ワイヤレスのスーパーウーファー付きは破格値です
- HDMI端子を装備しており、ARC接続ができる快適設計
- 置き場所さえ決まれば買うべき
2万超えの価格ですが、この内容でこの値段は買うべき商品です。
性能とコスパは1位。1万円縛りなので4位です。
私、DENON製品愛用者です
第5位 YAMAHA / SR-C20A
おすすめポイント
- コンパクトでよいのだが、YAS-109よりは低音が出ません
- HDMI端子によるARC対応設計
- バーチャルサラウンドサウンドを搭載した最新モデル
YAMAHAサウンドはいいぞー
安いサウンドバーを買いたいのなら
はっきり言って、6000円以下のサウンドバーは買う値打ちがあまりありません。
2〜3000円の低価格商品は買わないでいいです。
5千円ほどで評価の高い商品は気のせいです。
どうしても安いのが良い、けど映画の音に迫力がほしい場合に買うならこれで十分です。(置きにくいけど)
おすすめサウンドバー5選(1万円くらい編)まとめ
目で見る映像は、キレイさや迫力がすぐに分かりますよね。
なので、スピーカーよりも先に、4Kテレビやプロジェクターを導入するとおもいます。
しかし、映画やスポーツを観ていると、どうしても音響に興味が湧いてきます。
サラウンド音響は、今まで見ていた映像作品の世界観を大きく変えます。
チャンスが有れば、セパレートスピーカーでサラウンドに挑戦してほしいですね
ランキング | 商品名 | 参考価格 | 音の評価 |
---|---|---|---|
第1位 | SONY / HT-S100F | 10,980円 | |
第2位 | YAMAHA / YAS-109 | 19,800円 | |
第3位 | CREATIVE / SP-STGE-BK | 11,081円 | |
第4位 | Denon / DHT-S316K | 23,055円 | |
第5位 | YAMAHA / SR-C20A | 15,900円 |
Creative Stage SP-STGE-BK | ソニー HT-S100F | Denon DHT-S316K | ヤマハ SR-C20A | ヤマハ YAS-109 | |
---|---|---|---|---|---|
チャンネル数 | 2.1ch | 2.0ch | 2.1ch | 2.1ch | 2.1ch |
スーパーウーファー | ◯独立型 | △ | ◯独立型 | ◯ | ◯ |
DSP | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
Bluetooth | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
HDMI端子 | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
ARC対応 | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
光/同軸デジタル | ◯ / ✕ | ◯ / ✕ | ◯ / ✕ | ◯ / ✕ | ◯ / ✕ |
3.5mmステレオ | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ |
リモコン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
USBメモリー | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ |
幅 ✕ 高さ ✕ 奥行きcm | 55 ✕ 7 ✕ 7.8(本体) 11.5 ✕ 42 ✕ 25(SW) | 90 ✕ 6.4 ✕ 8.8 | 90×5.4×8.3(本体)17.1×34.2×31.8(SW) | 60 ✕ 6.4 ✕ 10.2 | 89×5.3×13.1 |
重量 | 1.2kg(本体) 3.07kg(SW) | 2.4kg | 1.8kg(本体) 5.2kg(SW) | 1.8kg | 3.4kg |
参考価格 | 11,100円 | 10.800円 | 23,800円 | 15,600円 | 21,000円 |
- 1万円前後の低価格の中華サウンドバーなぞ買わなくても、日本メーカーを選ぶべし
- 5千円前後の製品の不満はかなり高い
- 自身の視聴環境に合わせた製品は必ずしも高級品が良いわけではない(低音問題)
- 1万円の製品と2万円の製品は全くの別物である
- サウンドバーは3万円からサラウンドバーの音になる
- 3万円の製品と5万円の製品は自己満かも
- 10万円を超えると世界が変わるが、サウンドバーよりシステムセットにすべき
自分の住環境とお財布事情にあったモノを選ぶのが一番ですけどね
こんな組み合わせもあります
こんなとこまで、誰も読んでないので書きますね。
じつは、この組み合わせが意外とイケる
映画も、ドラマも、普段のテレビのバラエティ番組も、このスピーカーで見れば最強です。
Echo Studio 2台+ Fire TV Cubeの組み合わせで、AIによる自動音声調整で聞くたびに音が良くなっていきます。
最初はイマイチな音ですが、AIが学習して部屋に合った音声設計をしてくれますよ。
Amazonのレビューで、使い込んだしっかりとしたレビューがあるので読んでみてください。
(浅い考察の方もいますが、コンセプトを理解できていないだけです)
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